今日はアリスの武道館。そしてその前に人と会うのもあって、朝から出かけます。なので、散歩は早朝、まだ暗い時間にしました。南西の空にオリオンが目立っています。もう冬の星空です。そう、振り返れば冬の星です。秋をテーマにしたアルバム、アリスの中で一番地味だと言われるアリス[より『自分白書』、初めて聴いたのは、中学二年生の時に担任の先生に借りたカセットテープです。狂った果実くらいは耳にしたことがあったけど、何やら大人になってから昔を思い出すような歌、そういう背伸びというか、大人はこんなふうに思って毎日過ごしているんだろうかなんて考えた。
自分白書(My Statement)
作詞 谷村新司 作曲 矢沢透/吉川忠英・服部克久編曲
本棚の隅に見付けた 色あせた教科書の
ペイジをめくれば かすかに
ほこりの匂いがした
忘れていたあの熱い胸騒ぎが
心の水面に 波紋を拡げてゆく
落書きなのかもしれない
なぐり書きのペンの文字
“早く大人になりたい”と それだけが書いてある
溜息まじりの 頬杖をつきながら
やり場のない いらだちを感じ続けていた
振り返れば冬の星
ベンチにねころびながら
こんな大人になるなんて
これが私のスティトメント
若いと言う言葉だけで 許されてたあの頃
年を重ねれば 確かに悲しみが増えてくる
いつかは俺もと つぶやけばまた寒く
臆病にならばければ 生きてゆけないのか
少年Aに戻れたら
今さら悔やんでみても
こんな大人になるなんて
これが私のスティトメント
あの頃 許せなかった 大人が今ここにいる
ドラえもんにも、のび太君だけどこんな話しもあったかな。未来の大人になった自分に会いに行って、今の自分がすごい決心をしたのに、大人になった僕はなんでそんなんなんだ!って…。酔っぱらって家に戻ってきて奥さん(未来の静香ちゃんだけど)がいて、その大人ののび太が『よくなったのは近眼くらいで…でも少しずつお互いに努力していこう』なんて言う、現代に戻ってきて、のび太君は毎日頑張ろう、いや一日おき、三日に一回、出来る範囲で…と弱気に(笑)なるけど、でも毎日頑張っていこうと宣言するところで終わる、なんかいい話しだった気がする。
少しずつでも、毎日楽しんで学んで行けたらいいよね。
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