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  私の母としほの父親を初めて会わせました。私の父親は1989年に亡くなっていて、パートナーの母親は5歳の時に離婚されているのでいません。…生きているのですが。だから4人で会いました。
 パートナーのしほは一人っ子なので『なんとなく、自分が相手の家に入るのかな』と思っていたのですが、パートナーは『私はお嫁に行きたい』とずっと前から言ってました。
 私の母親も、初めてパートナーを紹介した(3月の半ば)頃から、『あの娘さんはとてもいい子だね、一人娘だから、家を出て(そちらの家に入籍)いいよ』と言ってました。実は…自分は一応長男なんです。そういうことをあまり今までは意識して考えたことはなかったのです。恥ずかしながら。

  そして、6月10日に初めて義理父と会った。
  4人で食事をしていた時に、母親はさりげなく、『私は(死んだら)海に散骨してくれればいいよ。子供たちに迷惑かけたくないし』と言いました。この【子供たち】というのは、私や弟の三人という意味ではなくて、その伴侶、子供達、孫達…という、そういう意味だと思います。散骨がいいとか悪いとかじゃんくて、その心意気が、私も初めて聞く話だったので、ちょっと驚きました。


 そんな母親に感動しました。約37年生きてきて、ここまで母親に感謝というか、申し訳ないというのか、…いや、それ以上に母親の器の大きさを実感したことはありませんでした。
 小学生の頃に交通事故にあって、退院後に松葉杖状態だった時に当時はもう自分の体重よりも重たい私を背負って学校の音楽室(二階にあった)に毎週運んでくれていたこととか、…並の女の人には出来ないよな、というよなことをたくさんしてくれていました。
 この【日々の翔太】を読んでくださっている方のほとんどは私が91-97年にYOYOで働いていたことを知っている人が多いと思いますが、その頃にない下なく軽い気持ちで母親に『お母さんよりも愛さんの方がよっぽど母親らしいよ』とひどいことを言ってしまったこと…愛さんにもとてもお世話になっているのは間違いありません。愛さんも色んなことを教えてくれたし、それが今の私が全部出来ているわけじゃないですが、感謝を当然しています。

 今回の思いがけない母親のひと言が『子供たちに迷惑〜』というクダリです、とても素晴らしい母親…人間が自分を生んでくれたんだととても思いました。母親の自我(エゴ)が少ない人なんだととても思いました。
 『波動の法則』を読んでもわかんないとか言ってますが、器がとても大きいこと…きっとそれはエクサピーコが大きいんだなと勝手に思いました。段階とか調和度とかではなくて、中性子や陽子がたくさんあってなのかなと思ってます。自分の母親のことをこんな風に書いてしまうのなんて、親バカじゃなくて、子バカのようにも思いますが、本当に思ったことなんで、恥ずかしながら書いちゃいました。

 パートナーのしほは『(翔ちゃんの)お母さん、かっこいいよね。ますます私、只野家にお嫁(自分の父親の姓を次ぐではなくて)に行きたくなっちゃった』と言ってました。もちろん、父親のいないところでです。夜に二人で話しているとパートナーは『お母さんにこれから何かあったら、出来ることをさせてもらいたい、本当に』と自然に言葉が出てきました。そして、私も本当に同じように思いました。
 今放送しているウルトラマンネクサスが最終回近くクライマックスなんですが、光は受け継がれていくんだみたいな、とても『これこそがウルトラだよな』みたいな気持ちで朝に見てましたが、そんな気持ちです。

 カフェで使っていたカフを22年間あったことがないしほのお母さんと私のお母さんに使い古したものですがプレゼントしたいなと思ってます。いいものはみんなで使いたいなと思いました。

 ワンピースの5巻(60Pあたり)でウソップとキャプテン・クロについてルフィが『お前はウソップにはなれない』『どうして私があんな海賊ごっごのガキに…』『器だよ』みたいなシーンがあります。そのあたりを思い出しました。
 私は本当に自分の母親に生んでもらってよかったなと感謝しました。


 このファイルは気の向いた時に更新しようかと思ってます。

 

 


 






 

 


 

 



WEB版発行 2005.6.11

FALF&ARUT LaPLAYHM 只野翔太

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