ニュースに泉谷しげるが掲載されていました。3.11事故直後に斉藤和義さんの「ずっとウソだった(自身の曲・ずっと好きだった)」がネットに流れて、音楽界から干されてしまった…ようなそんな話がありましたよね。
ニュースでは、『ミュージシャンで俳優の泉谷しげるが13日、東京・日比谷野外音楽堂で、自身が発起人となって開かれた東日本大震災復興チャリティーライブに登場した。
泉谷は、歌手の故忌野清志郎さんが歌った反原発ソング「サマータイム・ブルース」「ラブ・ミー・テンダー」を含む全23曲を熱唱。原発事故を起こした東京電力への怒りをぶちまけ、「おい東電!お前たちのやったことは絶対に忘れねえぞ!!」と絶叫した。』と紹介されていました。
うーん、メッセージ性のある歌なんかは好きだけど、泉谷しげるにしても、RCサクセション、ブルーハーツ、斉藤和義…歌い方が苦手というか嫌いなんだよね。そこが困ったものです。歌はともかく、泉谷しげるはかっかしているのが似合っているからそれはそれで役割なんだと思おう。
忌野清志郎さん、ブルーハーツ、浜田省吾さん、ミスチルの桜井和寿さんらが反原発ソングを歌っていたようなのです。
浜田省吾の『僕と彼女と週末に』。これを最初に聞いたのは10代のころ。勤めていたお店のスタッフ・常連客がほぼみんな好きで、ひどいときは一日中浜田省吾をかけていた日もありました。歌よいうよりも、ほとんどが語っている…途中で、吐き気、気分が悪い、魚が打ち上げれている…って一体なんのことを言っていたのか?今日知りましたよ、原発のことでした。なんかデートの歌のはずなのに、なんでそんな台詞があるのか?だったのですが、20何年間知りませんでした。
この曲をミスチルの桜井和寿さんも歌っているそうです。それは聴いたことありませんが。
「僕と彼女と週末に」の歌詞
この星が何処へ行こうとしてるのか もう誰にも 分からない
権力と権力のSee-Saw-Gameから 降りることさえ出来ない
人は一瞬の刹那に生きる 子供は夢見ることを知らない
君を守りたい 君を守りたい この手で
愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か
昨日の絵具で破れたキャンパスに 明日を描く愚かな人
売れるものならどんなものでも売る それを支える欲望
恐れを知らぬ自惚れた人は 宇宙の力を悪魔に変えた
君を守りたい ただひとりの 君を守りたい この手で
愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か
週末に僕は彼女とドライブに出かけた 遠く町をのがれて 浜辺に寝転んで
彼女の作ったサンドイッチを食べ ビールを飲み 夜空や水平線を眺めて 僕ら色んな話をした
彼女は 彼女の勤めている会社の嫌な上役の事や 先週読んだJ.D.Salingerの短編小説の事を僕に話し
僕は今度買おうと思っている新しい車の事や二人の将来の事を話した
そして誰もいない静かな夜の海を 二人で泳いだ
あくる日 僕は吐き気がして目が覚めた 彼女も ひどく気分が悪いと言い始めた
それで僕らは朝食をとらず 浜辺を歩くことにした
そしてそこで その浜辺で とても奇妙な情景に出会った
数えきれないほどの 銀色の魚が 波打ち際に打ち上げられていたんだ
いつか子供達に この時代を伝えたい どんなふうに人が希望をつないできたか
君を守りたい ただひとりの 君を守りたい この手で
愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい いつの日か
君を守りたい ただひとつの 君を守りたい この手で
愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい 今こそ
そんな歌だったなんて。
こういう歌を歌う人のほとんどは、たたきつけるように歌う傾向がある気がします。浜田省吾の歌は静かな歌でした。『サウンドがいい』とかいろいろと言いようはあるみたいですが、メロディや歌詞がいいもの(この基準がなんですけどね)であって、初めてサウンド云々、テクニックということになる気がするんです。それはともかく、伝わるか伝わらないかなんでしょうけれどね。
さりげない、反原発の内容だったんですね。僕と彼女の身に起こったこと、散歩してたらたくさんの魚が死んでいたこと。それを伝えたい、誰に?子供達に。東電に伝えてもダメってことというより、当時(今は知らないけど)ソニーから発売されていたレコード、そうレコードだけど、ソニーは原子力関係をしてないにしても、電器メーカーだからね。あまりストレートな内容だと発売できなかったんでしょうね。それはデビック、分かる人にわかればいい。あ、僕はなんだか分かりませんでしたね。
今日の放射線。9:35の時点で0.29-0.42。側溝のふたの上にスバルが乗っていたから、ついでに側溝の溝を測定することに。ぐんぐんあがっていく、0.72…幼稚園のバスが来てしまったからそこで測定終了。言われているようにやっぱり側溝や水が溜まるところなんかは高いんですね。15:45は0.29-0.42でした。
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