最近、と云いますか、先週から『ジャングル大帝レオ』に息子が夢中になっています。
何度かアニメ化されていて、レンタルで見ているのがどのシリーズなのか?よくわかりません。13巻完結のシリーズの、『どれを見たい?』と聞くと、『13』と言うので、ラストシーンのから見ています。
そして、他に2009年に作られたテレビ放送のスペシャル(内容はまったく違い、鈴木おさむが脚本のもの)を見ています。
2009年版の冒頭で、子供のレオに他の動物が『ジャングルの王者パンジャの息子なのにこんな臆病なのか』と言われるシーンがあります。崖の間をジャンプするのをレオがためらう場面です。
息子は、聞きたくない事を言われるときに耳を塞ぎます。参ったなあという感じですが、このシーンのときも耳を塞ぎます。最初はいったい何だかわかりませんでした。
『どうして耳を塞いだの?』と聞くと、『聞きたくない言葉(テレビから)だから』と言うのです。
二年前の皮膚筋炎のときに数ヶ月間ほとんど歩いたり立ったりできなかった期間がありました。その影響で今もカラダがとても硬かったり、同年代の子供たちと比べて筋力や瞬発力があまりにもないのです。
このままだと、とても大変だと思い、ついつい『ほら、○○くんはこのくらいできるから、息子も頑張ろうよ』というような言葉を言ってしまう。
練習していたら、いつか他の子の状態に追いつくときっと本人は思っているだろうけど、客観的に考えて、今の頑張りの延長線のままだと、今後もっと差がついてしまう気がする。
そうしたら『僕頑張ったけどやっぱり出来なかった』と思うような、つらい気持ちにさせてしまうと思うと…もう少し頑張ってくれよお!というのが親(親というか僕)の気持ちなところだったりする。
でも、それが負担に思うのかもしれない。ついつい…
極端だと困るけれど、あまり良くない言葉とかを耳にしたくないというのは、本当は正常な反応なのかも知れませんね。
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